人を褒めるのが苦手な人は、I(アイ)で褒めるとうまくいく
人をほめたり、ほめられたりするのが苦手でも心配いりません。そんなふうに思うのは、あなたは感受性が非常に高く、人の気持ちを理解する能力に長けているからです。
ほめられるのが苦手
人に褒められてもあまり素直になれず「そんなことないよ」とか「笑顔でスルー」してしまう自分が嫌、褒められたら素直に喜びたい、感謝したい、と思っている人も多いはずです。
しかし心配いりません、悪いのはあなたではなく、本心から褒めていない、あるいは褒めるのが下手な相手のせいなのです。相手の気持ちを察するのが上手なあなたは、本当に褒めてくれたのかそうでないのか、簡単に察することが出来ます。だから、心から褒められた時か、相手がよほどほめ上手な人でないと素直には喜べないものなのです。
相手が本心からほめていないとき
褒められた時にどう答えたらいいかわからなくなったらたいていこのケースです。気にする必要はありません、機械的に「ありがとうございます」と言う練習をしましょう。あなたの本心でなくてよいのです。おはよう、とか、こんにちわ、という挨拶だと思って、ありがとうと言っておけば良いのです。相手はあなたのことなどこれっぽっちも考えておらず「人を褒めている自分を褒めている」と思って、割り切ってこたえてあげるのが礼儀です。
褒めるのが苦手
褒められるのが苦手なのと同じように、褒めることに苦手意識を感じるのは、あなたが本心から褒ていないからです。しかし、どんな時でも上手に褒めたいとは思うでしょう。上手に褒めることが出来れば、あなたも相手も、良い気持ちになることが出来るのですから。
I(アイ)で褒める
褒めるとき、言葉を選ばなくてはならないと感じたら、I(アイ)で褒めるとうまくいく可能性があります。
I=私=一人称
「素敵なネクタイですね」→「私はそのネクタイ好みです」
「いつも元気ですね」→「私はいつも元気をもらってます」
「話が面白いですね」→「私はお話を楽しみにしています」
本心で褒めたり、褒められた時は何も考えずにうまくいきます。しかし、そうではない時のために(そしてこれはほとんどの場合のために)Iで褒める、練習をしておきましょう。